2006 年
9 月
14 日
地震の備え
〜板橋区の「帰宅困難者」対策〜
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大地震で交通機関が停止した場合、勤め先や学校から、また、都心に買い物に来ていて帰宅できなくなる「帰宅困難者」は、650万人と想定されています。「帰宅困難者」の多くは、都内幹線道路を都心方面から徒歩で帰宅せざる得なくなります。そのために、広域的な取り組みが必要とされます。
650万人というのは、デンマークやフィンランドの人口よりも多いそうです。それだけの人が、路上にあふれたり、駅に殺到したりすることが予想され、倒壊した家屋や火災など、急いで帰宅するのはかえって危険で、まずは安全な場所に避難することが大切と言われています。
板橋区は8月22日「帰宅困難者対策の基本的方針」を出しました。
*板橋東清掃事務所(東坂下・中仙道)、大原社会教育会館(大原町・中仙道)、区役所区民ホール(板橋・中仙道)、成増社会教育会館(成増・川越街道)の4施設を板橋区災害時帰宅支援ステーションとして指定。案内表示、無線、臨時仮説電話等通信手段、必要な資材備蓄を行う。
*区内主要鉄道駅の駅前広場などを一時休息など帰宅支援サブステーションとして活用するため鉄道事業者と連携を進める。
*沿線道路沿いの企業と、帰宅困難者支援を目的とした災害時協定の締結を進める。 *東京都が指定している災害時帰宅支援ステーションに対して、都と協議しながら具体的な連携、整備を進める。
*区内大規模事業者に、帰宅困難者を発生させないように、また、区民に帰宅困難者になったときの心得など啓発をはかる。
帰宅困難者が歩いて帰宅するとき、欠かせないのが水とトイレです。支援ステーションには水、トイレの提供、情報の提供をしてもらうことになりますが、民間企業、民間施設の水の備蓄、簡易トイレや固めるトイレの整備はどのようにしていくのか、まだ具体策は出されていません。23区では初の取り組みですが、今後、こういった取り組みが進むと考えられます。隣接する他自治体との連携が必要になります。 東京都は、04年8月にガソリンスタンドが加盟する都石油商業組合と、05年8月、9月にはコンビニエンスストア13社と帰宅困難者に、水やトイレの提供をしてもらう協定を締結しています。しかし、災害時の具体的な支援内容が、末端の店、店員に周知徹底がされているのでしょうか。都の防災管理課は、「できる限りという範囲でお願いするしかない」としていますが、それで都民を守れるのか不安です。
区の職員の3分の2は、区外から通勤し、そのほとんどが埼玉県に居住しています。
私の場合平常時、区役所から自宅まで徒歩で約40分、その日に備えて、スニーカーをロッカーに入れておこうと思いました。
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