“オリンピックの東京招致”どう思いますか? 横山れい子 板橋区議会議員
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2005 年 12 月 2 日    
“オリンピックの東京招致”どう思いますか?

 第3回定例都議会(9月20日〜10月6日)の初日、9月20日の石原都知事の所信表明で、「オリンピック招致」が正式に発表され、10月早々に準備会が立ち上げられました。
 石原知事は、「前回の東京オリンピックから40年余りが経過し、この間に成熟した都市の姿を世界に示し、改めて日本の存在をアピールする絶好の機会である」と招致の理由を述べています。開催時期については、早ければ2016年目指すとしています。前回大阪市が、40億円をかけて招致運動をしたにもかかわらず、選ばれなかったことを考えると、はたして、財政投入する価値があるものか疑問です。

 石原知事は、開催するには老朽化した国立競技場の建て替えをはじめとする、神宮の森の再開発が必要と発言しており、東京における最後の巨大公共事業として、景気浮場のきっかけにしようとする従来政治の色合いが濃いものと考えます。
 オリンピックの開催を契機に、再び、緑の多い神宮の森の破壊、外環道の促進、臨海副都心の開発誘導など、東京全体の都市再生に拍車がかけられることには、大きな懸念を抱かざるを得ません。
 さらに招致運動やテロ対策などの安全確保にかかる経費も含め、国と都の巨額な税金が投入されることを考えると、この時期に「東京オリンピック」を開催するということに対して、慎重な議論が必要であると考えます。

 都議会では、2006年第1回定例議会で審議する予定です。広く市民の意見をくみ上げ、慎重に審議を進めてほしいと思います。
(ネットレポート48号、05年12月発行に掲載したもの)



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