2004 年
10 月
14 日
戦争の悲惨さを語り継ぎ、平和な社会を
|
板橋区は、核兵器の廃絶と平和の輪を世界に広げていくことを誓い、「平和都市宣言」を行い、平和の尊さや大切さを訴え、戦争のない平和な社会を実現していく事業を行っています。
12日「板橋平和のつどい」が、文化会館大ホールでPM5時30分から行われました。それに先だち、4時30分から区役所ロビーで、平和の火の点火式がありました。この平和の火は、平和都市宣言を記念して、広島、長崎の平和の火をはこび、区役所正面入り口横の壁上方と上板橋の平和公園にあるモニュメントで燃え続けています。例年ですと、その火から点火したろうそくを持ち、広島平和の旅に参加した中学生や、私たちも一緒に、文化会館までパレードを行いますが、あいにくの雨で出来ず、とても残念でした。
「中学生広島平和の旅」は、板橋区平和都市宣言記念事業として、戦後50年を記念して95年から開始され、今年で10回目を迎えました。区立中学校の代表24名が、8月5日から7日の3日間、広島市を訪れ、原爆が投下された6日に行われる平和記念式典に参列するほか、資料館の見学、被爆体験を聞く会、精篭流しへの参加など平和への学習をしています。
「平和のつどい」では、中学生の体験発表があり、実際に、見て、体験して、感じてきたことを感想文にしっかりとまとめ発表している姿は、「平和の旅」をきっかけに、成長したことが伺われ、真摯に取り組んでいることに感動をします。この旅で学んだことを、自分だけにとどめることなく、友達や家族などにも広げ、これからも世界の平和に関心を持ち続けてほしいと思います。
昨年から「平和のつどい」は、平和をテーマにした「映画」を上映しています。それまでは、「人を集めるには演歌が1番」(区の職員の発言)と有名な歌手の「歌謡ショー」を行い、呼びかけも町会を中心にしていたため、(今も町会に出している)中学校のPTAが自校の参加した生徒の体験発表があることを、知らないということがありました。「平和のつどい」なのか、「演歌ショー」なのか、本末転倒なことを実施してきたわけです。
以前から私は、「歌謡ショー」をやめて、中学生の体験発表を中心に行い、その報告を他の生徒が聞くようにしたり、PTAにも呼びかけたりして、「平和のつどい」にふさわしい催し物に変えること、また、この記念事業は、板橋区と区議会議員(幹事長)が実行委員会をつくり、取り組んでいますが、区民も一緒に参加してもらい、アイデアを出し合いながら企画し、運営をする「平和のつどい」にすることを提案してきました。それで映画になったわけですが、映画に限らず、さまざまな平和を企画することが、重要なことと考えます。
来年は、戦後60年、平和都市宣言20年になります。区長も12日の式典の挨拶の中で、記念して大々的に取り組んで行きたいと話していました。
地域や学校を中心に、戦争を体験した人々から学ぶ機会を、多くつくることが大切と思いますし、世界唯一の核被爆国として、核廃絶の流れを広島、長崎を原点としていかなければなりません。
「非核平和都市宣言」とすることも提案していますが、核実験が行われると即時に抗議文を送っているのに、どうしてか良い返事がなく実現しそうにありません。
平和な世界の実現のため、さまざまな形で発信していきたいと思い、イラク、アフガニスタンなどの写真展、学習会など行って来ました。11月3日には「ヒバクシャ、世界の終わりに」という記録映画の上映会をします。みんなで平和について考える機会にしたいと思いす。
板橋区平和都市宣言 |
|
|
バックナンバー 最新20
|