東京都景観条例」改正 横山れい子 板橋区議会議員
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2006 年 11 月 22 日     カテゴリ:活動報告
東京都景観条例」改正
〜景観行政のあり方が、問われている〜
 10年後の都市像として、省エネ・省資源の最先端の都市や、独自の都市景観を持つ忘れがたい都市であることが、都市の価値として最も重要であると考えます。経済効率を求めすぎた結果、作られた街並みが今の東京だと思います。

 時代遅れの開発主義をやめて、同時に高さ神話から脱却することだと思います。防災性から見ても、人が住み、働くマンションやオヒィスは、地震に安全でエレベーターに頼らず、住む人や働く人がコミュニケーションをとりやすい低層か、せいぜい中層の建物として、水辺・みどりの潤いのあるまちづくりを目指す必要があります。
 
景観条例改正案は、建築物や工作物の色彩、屋外広告物のデザインの規制だけに留まり、高さ規制など根本問題の解決に迫ってはおらず、この効果に期待は持てないものになっています。また、条例改正の目玉に「全国初の事前協議制の導入」があるものの、容積率の緩和などが必要な大規模建築物を対象にしており、地域で紛争になる事例には当てはまらないものとなっています。
 国分寺崖線基本軸指定地(民間の建築物は10メートル以上、届出が必要)に存在する「都立府中病院」の建て替え計画では、
57メートルの高層病院計画が条例の精神を無視して進められており、景観配慮の指導が必要ですが、高さ規制が無いために阻止できないという問題が起こっています。

 自治体が景観法にもとづく景観行政団体となり、地域の景観条例などで、その地域のあったものに規制をしていくことが重要であり、実効性が高いといえます。

 板橋区では、07年度、08年1月をめどに「板橋区都市景観基本計画」(都市景観マスタープラン)の策定を進めています。この「景観基本計画」は、06年1月策定の「板橋区基本計画」で掲げる、区民参加のもとに美しい景観づくりを推進し、誇りを持って住み続けたい街の実現のための指針になるものとしています。
 9月〜10月にかけて、5つの地域別に区民参加で「景観ウォークラリー」お行い、よい景観、悪い景観など写真に写してまちを観察、現在は、区民によるワークショップが4回の予定で開催されおり、1回が終わったところです。
 学識経験者・区議会議員・公募委員による「景観基本計画策定委員会」を設置し、広く区民の意向を反映させた「景観基本計画」にするために、景観に関する検討を行なっています。

 私もどのように計画づくりが進められていくのか、地域性を生かしたマスタープランが策定されるように、しっかりかかわっていこうと「景観基本計画策定委員会」委員になりました。
 常盤台地域と高島平地域の2回、(日程的に2回しか参加できずに残念でした)景観ウォークラリーに参加し、実際に区民の皆さんとカメラ、調査用紙片手に、まちを観察して歩いてみました。 思いもかけない発見があり、感じるところも人それぞれで、再認識することもあり、とても参考になりました。
 地域特性を生かした「景観計画」ができるようにしていきたいと思います。「景観条例」制定もできるように、取り組んでいきます。






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