ユニバーサルデザイン? 横山れい子 板橋区議会議員
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2005 年 2 月 21 日     カテゴリ:活動報告
ユニバーサルデザイン?

 自身も障がいのあるアメリカのロナルド・メイス(1941−1998)が、1990年に「年齢、性別、国籍、身体能力の違いなどにかかわらず、できる限り最大限、すべての人に利用可能であるように製品、建物、空間環境をデザインすること」を提唱し、ユニバーサルデザインの7つの原則をまとめました。

1、誰にでも公平に利用できること
2、使う上で自由度が高いこと
3、使い方が簡単ですぐわかること
4、必要な情報がすぐに理解できること
5、うっかりミスや危険につながらないデザインであること
6、無理な姿勢をとることなく、少ない力でも楽に使用できること
7、アクセスしやすいスペースと大きさを確保すること

ユニバーサルデザインは、障がいごとの個別的な対応や、バリアフリーと異なり、今まで以上にあらゆる差別をなくし、一人一人が尊重され、大切にされる社会の実現であり、こうした考え方をまちづくりに具現化し、保障しようということです。この考え方を取り入れたまちづくりが、全国で進んでいます。

静岡県浜松市では2001年、社会的弱者を作らないことをめざして、「浜松市ユニバーサルデザイン条例」を制定しています。この条例は、市民参加のワークショップをもとにつくられ、公共施設の建設という大きな事業からパンフレットの作成にいたるまで、浜松市が行う施策、事業に対して「ユニバーサルデザインを基本にする」ことを宣言するもとなっています。

条例を制定するということは、障がい者の問題、教育の問題などまちの中のさまざまな課題を、施策検討の段階から当事者が参加しての議論を可能にしていくことになり、条例があることは、大きな意味を持ちます。(条例により、何がどう変わったのか評価システム(審議会など)を活用して、条例を使いこなす市民の力が更に大切になります。)

板橋区は、2002年3月に、すべての区民が基本的人権を尊重され、自由に行動し、社会参加できるように「板橋区バリアフリー推進条例」を制定しています。2003年3月には、バリアフリー総合計画(2003年−2015年)を策定し、成増駅周辺と大山駅周辺をバリアフリー推進地区に指定し、バリアフリー計画(2013年まで)を進めていくことになっています。推進地区計画は、地域区民と行政職員が協働して、練り上げ作成しています。

推進計画を「誰にもやさしいまちづくり」の手引きとして活用しながら、さらに地域での市民参加を広げ、行政として横断的推進体制をとって行くことが必要と考えます。また、「バリアフリー推進条例」ではなく「ユニバーサルデザイン条例」に変えていくことも必要なことです。




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