豊島病院区営化の問題点 T http://yokoyama.seikatsusha.net
活動報告バックナンバー
2004 年 11 月 11 日
豊島病院区営化の問題点 T
〜10月にあるグループの勉強会で使った資料に追記〜
1. 板橋区の状況
・人口推計 東京都男女別年齢別人口の予測(03年3月)
  20年まで老年人口を中心に増加する 
  20年人口562,074人
・区西北部保健医療圏(板橋、練馬、豊島、北) 
 東京都の中で人口〔1,747,488人〕および病床数(15,101床)が最も多い
・区西北部保健医療圏の総病院数103、一般病院数99、
 その内板橋区内40 一般病床数14,603床、
 その内区内7,734床

・将来患者需要数予測 05年〜10年1日平均 
 入院患者約737人、外来患者約678人、
 15年までに入院患者1454人、外来患者1144人

2. これまでの経過と今後
・都 01年12月「都立病院改革マスタープラン」策定
 豊島病院と老人医療センターを統合し民営化し、豊島病院を高齢者医療センター併設地域病院として、08年に自主運営に移行できるようにする
・当時の区議会「健康福祉委員会」委員と板橋区医師会役員との話し合い〔私は健康福祉委員会委員で同席〕
  医師会は区立病院を要望、各会派とも課題が多いので簡単に決めることは出来ないとし検討することになる
・「都立病院問題研究会」「板橋区と東京都との勉強会」を立ち上げ、課題について検討
・03年11月板橋区は区立病院としての運営を目指すとの意思表明
・04年3月区移管に向けた「都区協議会」を設置
・ 〃 6月「区立病院検討委員会」を設置、 区立病院の基本的なあり方、必要な病院機能、診療科目および病床規模など具体的な内容を検討する
・ 〃 9月「病院検討委員会中間のまとめ」作成、都と区は豊島病院の区移管に関する基本的方向を固め、06年度中に区移管を目指すとした
・ 〃10月パブリックコメント、意見のまとめ
・05年2月最終報告書を作成(予定)

3. 都立豊島病院の現状
・患者受診状況(01年)
 1日平均入院患者311.8人 47.2%区民 
     外来患者630.4人 62.2%区民
・診療機能  
 入院規模360床(許可病床478床)外来規模700人
   療科19科 専門外来17科
・人員配置状況  
 医師67人、看護士304人、医療技術員63人、一般事務34人
・収支状況 01年度決算 医業収益60億3188万5000円
              医業費用99億4052万7000円
              損失  39億 864万2000円
              損失一般会計から繰り入れ
費用の中では特に人件費(77.6%)、経費、原価消却費の比率が高い

4. 問題点
・資産の取り扱い 
 土地 約90億円(03年評価)、建物建築物 約181億円(0 6年度末帳簿価格)、医療機器 約7億円(06年度末帳簿価格) 合計278億円
 00年全面改築時の企業債残高と未償還利息額合計299億円

・行政的医療の扱い 
「末期がん患者への緩和ケア医療」「精神科救急医療」「感染症医療」などの重点医療を区立病院にしたときにどうするか

                 そのU へ続く

当サイトの著作権は横山れい子 板橋区議会議員 にあります。